先週、財閥系住居特化型の不動産投資法人(REIT)の公募増資が発表され、約200億円を市場調達し、一部ローン資金も合わせて約400億円の不動産をポートフォリオに追加する計画とのことです。
J-REITの公募増資はここ1年以上行われておらず、ピーク時にはJ-REIT全体で年4,000億円程度も行われていた公募増資がいよいよ再開するとあって注目されました。公募増資をおこなうと希薄化により投資口価格(株でいうと株価)が一時下落する傾向にありますが、今回の公募増資発表翌日は将来的な期待感からか投資口価格は上昇したようです。
また、昨今の金融不安なかでREITの資金繰り支援の目的で設立された5,000億円の官民ファンドも、今のところその支援を利用するREITはない模様であり、公募型の不動産投資の代表であるREIT市場の資金調達及び不動産投資環境は改善してきています。
今後のREITを含めた不動産投資の活性化に期待したいと思います。
SBIプランナーズ 山本良治
