企業年金が、運用資産に占める株式運用の構成比を引き下げに
動いています。株安で運用利回りが落ち込んでいることが原因の
ようです。企業年金は、あらかじめ運用比率を決めておき、株価
下落で株式の運用比率が下がると買い増して修正するのが
一般的ですが、当面は株式を買い増さず債券の比率を高める
傾向です。企業年金の資産構成比は株式と債券で約76%にも上り、
構成割合が2点に高く偏っていることから、今後は不動産などの他
商品も注力されポートフォリオの再構築が行われるのではと感じています。
通常、高い運用利回りを目指す場合は株式に、安定運用を目指す
場合は債券の比率を高めると言われます。株式から債券へ運用割合
をシフトすることは、現在ではリスクヘッジとなりますが、株価上昇時には
運用収益を逸することもはらんでおり、常に臨機応変にバランスを保つことが
必要に思われます。
今後の各企業の企業年金の取り組みの行方に注目しています。
ソリューション事業部 山田 崇
